運動×リハビリテーションを考える 回復期リハビリテーション病院 作業療法士 ブログ

・作業療法士8年目・回復期リハビリテーション病院に従事するOT・”運動”や”リハビリテーション”について探求・”患者様”や”利用者様”に対してのリハビリテーションに関わるにあたり、少しでも還元できるようなことや引き出しとして使えることを提供できればと考えている・

運動とはなにか

こんにちは。

 

本日は私がリハビリの中で感じていることについてお話ししていきたいと思います。

 

私たち療法士が関わる中で提供するリハビリテーションは様々であると思います。

 

例えば…

「歩きたい」と望まれている方に対して、

歩行を実現して頂くために…

 

歩行訓練

筋力訓練

関節可動域訓練

座位訓練

立ち上がり訓練

立位訓練

〇〇法に基づく治療手技

など様々であると思います。

また上記以外にも様々なリハビリテーションを提供しているかと思います。

 

その中で共通していることとしては、患者様や利用者様に対してなんらかの

 

”運動を求めること”

 

またリハビリにて介入をした後、なんらかの

 

”運動の変化を期待すること”

 

ではないかと感じています。

 

先ほど述べたようなリハビリテーションを提供する際にも必ず、”運動”をすることがあると思います。

 

じゃあそもそも運動とはなにか?

 

・物体が、時とともに空間的位置を変えること

・物体の参照系との位置関係が変化すること(物理学における運動)

Wikipedia より引用~

 

・各体節の空間的位置の時間的変化

・姿勢が時間的に連続して変化したもの

~基礎運動学第6版 より引用~

 

・『静的といわれる姿勢も運動であり、神経・筋・結合組織などの身体構成要素の振る舞いが時空間的な環境という文脈の中で自己組織化された「生きている」という生命の動的な秩序である。』

~運動の成り立ちとはなにか 理学療法作業療法のためのBiNI Approach より引用~

 

などなどと定義されています。

 

定義の中で感じる運動とは、とにかく

”変化”することであり、”動き続けていること”

のように私は感じています。

 

つまり”患者様”や”利用者様”の運動を変えるためにも”変化”することであり、”動き続けていること”

リハビリテーションに応用していくことが大切であるようにも感じます。

 

そして私たち療法士が関わる中で大切なこととしては”患者様”や”利用者様”にとって

プラスとなる運動を変化としてもたらすこと

でないかと考えています。

 

次回は運動(関節運動など)がどのようにして起こるのかなどお伝えできたらと思いますので、よろしくお願い致します。